ゆずの果皮は色んなレシピに使える万能調味料です。長期保存する場合は正しい下処理をすることで鮮度や新鮮さを損なわず保つことができます。
ここでは意外と知られていない基本的な下処理・保存方法をご紹介します。
作業時間:20分程度(半日程度アク抜き時間必要)
用意するもの:新鮮なゆず玉・包丁・まな板・スプーン・小鍋・ボール・ざる・ジップロック
青果についた泥や汚れをきれいに洗い流した後、清潔な布巾で丁寧に拭いていきます。
青果のヘタが横にくるようにまな板に置き、半分に切ります。
ざるとボールを用意し、飛び散らないように丁寧に絞ります。
絞り終えたら、中身の白い渋皮の部分をスプーンで取り除いていきます。コツがわかると力を入れずに簡単にくりぬけます。皮と果汁と果肉を取り分けることができました。
柚子の果汁は瓶に入れ冷蔵庫で保存します。柚子酢と呼ばれ、木頭では欠かせない調味料として使われています。
種は、豊富なペクチンを利用して天然の化粧水にすることができます。
化粧水の作り方は「こちら」。
沸騰したお湯を用意し、皮を入れて2分程度茹でます。しばらくすると皮がトロッとしてくるのが分かります。
ボールに水を張り、半日かけてアク抜きをします。冷蔵庫に入れず常温で管理します。間で4〜5回水替えをします。アク抜きをすると苦味を少なく保つことができます。
ヘタを優しくつまみ取り除きます。
水気をキッチンペーパーで拭ってから、保存袋に入れ冷凍します。
およそ半年ほど保存が可能ですが、早めに調理していただくとより鮮度や香りを楽しめます。